2014年7月10日星期四

号泣県議、説明ないまま 議会、抗議殺到で幕引き急ぐ

号泣した記者会見から10日。政務活動費の不自然な支出をめぐって野々村竜太郎・兵庫県議が議員辞職する。計345回の遠距離の日帰り出張や詳しい使い道が分からない支出について明確な説明はないままだ。抗議の殺到に、県や与党会派も早く一定の決着を図りたい意向がある。


■「捜査権のない議会の限界」

 野々村氏が政務活動費で支出した日帰り出張の切符代や、金券ショップで大量購入を繰り返していた切手代。県議会事務局は再調査を決めた7日の各会派代表 者会議後、購入先として報告書に記されていたJR西日本や金券ショップに協力を依頼し、販売記録や防犯カメラなどの確認を求めた。しかし、議会関係者によ ると「司法当局でなければ協力は難しい」と、断られたという。

 再度の聞き取り調査でも、野々村氏は事務局側の質問に「出張には行った」などと、これまで通りの説明を続けた。大阪や神戸から城崎温泉に行くJR特急が 大雨の影響で始発から夕方まで運休し、日帰りが困難だったとされている昨年9月2日の出張は「覚えていない」と述べたという。

 出張を裏付ける資料やメモがないか尋ねたが、野々村氏は「破棄したので手元にない」と主張したという。議会関係者は「捜査権がない議会の限界」と話す。

 1日の会見以来、県や議会には9日夕までに計約4千件の苦情や抗議が殺到。「電話対応だけで忙殺されている」(議会事務局)状態が続いている。県議会の 野党会派からは、証人の出頭や資料の提出を求められるなどの強制力がある百条委員会の設置を求める声もあったが、与党会派の県議は「時間がかかる。今回は とにかくスピード」と、早期の議員辞職を重視した。タオバオ

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